『リスクマネジメント』とは、何をおこなうの?
リスク低減で企業の損失を最小限に抑えることができます
企業を取り巻くリスクの種類は多種で、その発生原因や重要度もさまざまです。
また物的・金銭的な損失だけではなく、派生してリスクは拡大していきます。
『リスクマネジメント』を導入することで、事故発生時の危機管理の対応も含めて、あらゆるリスクを認識し必要な対策を打ち、その結果損失を最小限にすることできます。
ずさんな対応は大きな事故につながり、賠償問題へと発展していきます。
また大企業では東日本大震災以降、既にBCP(事業継続計画)やERM(統合リスクマネジメント)といった手法で企業防衛が進んでいます。
リスク発生による損害額
損害額も大きいが、最も重要なのは信頼の損失です。
物的–金銭的な直接損失だけではなく、2次損失へとリスクは拡大していきます。
ハラスメントや転倒事故などは数百万円の少額賠償ですが、一番は会社の信用損失
〇ECサイトの情報漏洩3800件
5千円/人で1900万円の賠償
〇広告代理店の従業員の過労死(自殺)
1億6800万円の賠償金
〇タンクローリーの炎上事故
橋桁の変形で、32億8000万円の賠償
エステの情報漏洩であれば慰謝料3万/人で1億1400万と膨れ上がり、普通に起こるタンクローリーの交通事故も2次被害へ拡大し、32億円もの判例が出ています。